資産価値の高いマンションを購入しようと思ったら、マンションの駐車場は重要なチェックポイントの一つ。
駐車場設備の維持管理、運営をどのようにしているかで、徴収した使用料の使途が変わってくるからです。
うちは駐車場を利用しないから関係ないのでは?と思ったら大間違い!
駐車場使用料は、ほとんどの場合、管理組合の収入として計上され、駐車場の維持管理、余剰金は修繕積立準備金に充てられます。
機械式を導入している場合、メンテナンスや維持費にかなりの金額が必要になります。徴収した使用料を維持管理に充てるため、余剰金が減り、結果的に修繕積立金に回す額が減ってしまうのです。
・・・・機械式は「金食い虫」なんですね。
ただ、「機械式駐車場は絶対NG」というわけではなく、もちろん良い点もあります。
機械式駐車場の最大のメリットは、たとえ狭い敷地であっても、マンション敷地内に駐車場を確保できる点でしょう。
パレットが地下に格納されるタイプなどは、盗難や、故意に傷つけれれる心配も少なく、屋根つき駐車場と同じで、愛車を守るという点では魅力かもしれません。
ちなみに「タワーマンション」などのいわゆる「ペンシルタイプ」は、眺望が素晴らしい代りに、よほどの敷地面積がない限り、平置きの駐車場の確保は難しくなります。
結局、「何を優先するか」の世界になってしまいますが、マンションの資産価値を考えて購入を検討する場合には、要チェック事項の一つだとおもわれます。
マンションの売却を考える場合も、この点は大きなセールスポイントになりますので、購入の際の検討項目の一つといえるでしょう。