駐輪場問題(対策の必要性編)

マンション購入を検討する際、駐輪場を確認する方がどの位いらっしゃるでしょうか?

駐輪場は、殆どのマンション管理組合で、頭を抱える問題の一つです。

駐輪場を、マンション販売時のままにしておくと、いつの間にか自転車であふれ返り、駐輪場以外の場所に自転車を置くようになってきます。

廊下に自転車を置き始めると→次におもちゃが置かれる→不要な物が置かれる→マナーの低下→美観の低下→マンション資産価値の低下・・・と、負の方程式が働きます。

マンションの価値を考える際、どんなに建物自体はきれいでも、廊下・エントランスの利用マナーが悪いと、当然、資産価値は落ちてくるのです

また、廊下などに自転車や荷物などを置くことは消防法上も禁止されており、通常管理規約でも禁止されている事項です。

駐輪場問題で、完璧な解決策というものはないと思いますが、それぞれの管理組合で対策を立てることはできます。

まずは理事会で対策を考え、調査し、(駐輪場の増設など)総会を開く必要があれば臨時総会開催するなど、解決に着手することが望まれます。

また、駐輪ステッカー(シール)を実施した後のことも考慮が必要です。
駐輪場使用を厳しく対応した結果、

他の所に自転車を置くようになったらどうするか

廊下・アルコーブ内に自転車を置く事を許可するか

ステッカー(シール)のない自転車についての対処法の掲示 

など

駐輪場問題が発生したとき、管理組合がどのように対応するかが早期解決につながり、ひいてはマンションの資産価値の向上にもつながります。

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