防犯カメラの設置

資産価値の高いマンションは、防犯、セキュリティー対策が整っています。
ピッキングをはじめ、空き巣、窃盗、性犯罪、車の盗難まで、マンションでは様々な犯罪が起こっています。
最近の新築物件では、はじめから数か所に防犯カメラを設置して、セキュリティを強化していますね。

しかし、築数年たった物件では、後付けすることになります。

私の住むマンションの話になりますが、エントランス部分、エレベーター内、の2カ所のみしか設置されておらず、車の盗難が2件続いた時、管理組合の話し合いで、設置に踏み切りました。
駐車場には、シャッター付きのゲートのあり、防犯対策は整っていると思っていた住人にとって、車の盗難は衝撃的でした。

設置に関して何も問題がなかったわけではなく、プライバシーの問題、価格の問題、画像管理の問題など様々な検討課題がありました。

中でも設置にかかるコストは、防犯カメラ一台につき、約百万ほど(防犯カメラ本体価格+設置料)になり、何台設置するか、効果的な設置場所は・・・と、かなり込み入った話し合いになりました。

費用に関しては、管理会社などのアドバイスを受けながら、
リースによる設置

場所に関しては、照明も併用し、専門家のアドバイスを受け、ダミーのカメラも合わせて、設置場所を決定

プライバシーに関しては、録画画像の保管、開示のルールを
取り決めることで了承

結果的に、
犯罪の抑止効果
セキュリティーの強化
マンションの資産価値を高める
という意見で一致しました。

防犯カメラの設置することも重要でしたが、カメラの設置に至るまでのプロセスにおいて、居住者の防犯意識が高まり、カメラの設置以上の効果があったように思います。

資産価値の高いマンションは、建物だけでなく、居住者一人一人の意識も反映すると実感しました。

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