用途地域・地目の種類と建物

用途地域とは・・・
都市計画法」に基づく土地利用計画の一種で、土地の用途に
応じた制限を加えて、建築できる建築物を定めたものです。

マンションを選ぶ際は、
購入を検討している物件の周辺環境が、
将来的に変化する危険がないか

予測する必要があります。

実際に物件を見に行っても、現状の周辺環境と日常の環境変化
を知ることができるだけです。
長いスパンで考えた時、環境はどんどん変化していくので、現
地視察だけでは将来的な事を知ることができません。

しかし「都市計画法」に基づく用途地域に注意し、都市計画の
知識を少し身に付ければ、ある程度予測できるようになります。

用途地域の種類と建物の例

【第一種低層住居住居専用地域】
低層住宅専用地域。住居、保育所、診療所などの施設以外の
建築不可

【第二種低層住宅専用地域】
小規模店舗の立地を認める低層住宅住宅専用地域

【第一種中高層住居専用地域】
中高層住宅専用地域。店舗のほか学校、病院、車庫などの建築
も認められている

【第二種中高層住居専用地域】
必要な利便施設の立地を認める中高層住宅の専用地域。
店舗のほか事務所なども建築可能

【第一種住居地域】
大規模店舗、事務所の立地を制限する住宅地のための地域。
ボーリング場、ゴルフ練習場、ホテル、工場なども条件の範囲
内で建築が認められる

【第二種住居地域】
住宅地のための地域。マージャン、パチンコ店、カラオケボッ
クス、なども建築が認められている

【準住居地域】
自動車関連施設などと住居が調和して立地する地域。
倉庫、自動車修理工場なども建設が認められている

【近隣商業地域】
近隣住宅の住民のための店舗、事務所などの利便性の増進を図る
地域。劇場、映画館、なども建設が認められている

【商業地域】
店舗、事務所、などの利便性の増進を図る地域。作業場床面積
50㎡超、及び危険性のある業種の工場以外の建築が可能

【準工業地域】
環境の悪化をもたらす恐れのない工業の利便性の増進を図る地域

【工業地帯】
工業の利便性の増進を図る地域。学校や小規模店舗、映画館、
ホテル、風俗店などの建築は不可

【工業専用地域】
工業の利便性を図るための専用地域。工場や自動車車庫、カラ
オケボックスなど以外は建築不可

住環境の良さを希望する場合は、住居系の用途地域内にあるマン
ションが良いと思いますし、利便性を求める場合は、商業地域
というように、自分が優先するものによって選択するとよいで
しょう。

ただ、商業地域になると、風俗店も建築可能になりますので、
熟考が必要です。

用途地域は、マンションの物件概要に記載されているので、
簡単に確認することができます。

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