マンション管理規約とは
管理規約は、『建物の区分所有者等に法律』に基づき、マンションの管理また使用に関する事項な疎を定めることにより、区分所有者の利益を増進し、良好な住環境を確保することをも気的とするために作られたものです。
新築物件では、マンションの販売と同時に受託管理会社があらかじめ決められており、これから結成される管理組合のために、前もって管理規約の原案が作成されています。
管理規約は、マンションで暮らす上で、直接影響を与える重要な取り決めだけに、区分所有法にも、以下のように変更方法が記載されています。
「規約の設定、変更または廃止は、区分所有者および議決権の各4分の3以上の多数による集会の決議によってする(第31条1項)」
このように、管理規約は管理組合の総会によって、見直し(改正)を行うことができます。
マンション管理規約は居住者の日常生活に関するルールブックであり、重要な存在であることは誰もが感じています。
しかし現実には、「面倒で読んだことがない」「難しくてよく分からない」などから、竣工時に作成されたまま1度も改正されていないものも多くあるようです。
管理組合が機能しているマンションでは、様々なトラブルを回避し、より快適に、暮らしやすくするため、必要な時期に必要な個所の管理規約の見直し(改正)を行っています。
生きた”規約にするためにも、適時適所の見直しが不可欠といえるでしょう。