不動産資産価値としての視点から、マンション購入を考える場合
押さえるべきポイントがいくつかあります。
そのひとつがマンションの広告に小さく記載されている物件概要。
マンションの広告(チラシ)を見る際は、物件概要の欄に記載されてい
る下記の項目を必ずチェックしましょう。
建ぺい率とは
敷地面積に対して建てられる建築面積のことです。
容積率とは
建物の各階の延べ床面積の、敷地に対する割合のことです。
(延べ床面積は各階床面積の合計)
上記をふまえると、
建ぺい率が大きいほど敷地いっぱいに建物が建てられ
容積率が大きいほど大きな建物の建設が可能だという
ことがわかります。ここは一つのポイントです。
なぜこのような点を考慮するかというと、建ぺい率、容積率に対して実際の物件に余裕がある場合(建ぺい率、容積率を上限まで使用していない場合)将来的に建て替えの際、既存の建物よりも大きく作り、新しく増えた部屋を売ることで、建て替えの建設費用をまかなう事ができるからです。
1970年頃に建設されたマンションは、一般的にいわれているマンションの寿命である30年を過ぎています。既に建て替えの時期を過ぎているにもかかわらず、建て替えに成功した例は、全国でもごくごく僅かです。
建て替えに成功したのは、既存の建物より大きな建物を建設できたところが殆ど。
敷地面積に余裕がある(建坪率に余裕がある)ということは、建て替えの時、既存の建物よりも大きく作り、新しく増えた部屋を売ることで、建て替えの建設費用をまかなう事ができます。余剰面積がどの位あるかも、将来的な建て替え、或いはマンションの資産価値を考える上で大切な要素です。
※建ぺい率は、用途地域の種別や建物の構造等により
最高限度が制限されています。
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