地目『準工業地域』は要注意

地目種類には色々なものがあります。
その中のひとつ「準工業地域」は、工場の跡地や、海沿いの埋め立て地に建つ、大型分譲マンションに多く見られる「用途地域」です。

地目の中でも、「準工業地域」は規制が比較的緩やかなため、商業的にも、工業的にも、将来様々な建設が予測されます。特に工場跡地だった場合など、体に有害な物質が、土壌に含まれている可能性もあります。

また、今のところはマンションしか建っていなくても、大型娯楽施設(パチンコ店)や、極端なことを言えば、ゴミの集積場ができることだってありうるのです。
契約しようと思う分譲マンションの周囲に「危険な施設」(例えば危険物を扱う工)、臭気を発する製造所、プロパンガスの配送センターや大規模なプロパンガス充填所など、気になる建物はないか、また建設予定はないか、周辺の状況について、事前に、また慎重に、調べておきましょう。

契約時の重要事項説明は義務づけられているものの、実際には記載事項を読み上げるだけの場合が殆どで、購入者に配慮した説明とは異なるのが現状です。
重要事項説明も物件の契約も、当事者に一応の知識があることを前提にしています。
契約は自己責任、後で泣き言を言わないためにも、事前に情報を集め、物件について、また周辺環境について調べておくことが重要といえるでしょう。
できれば、契約時に渡される書類、周辺地図などは、事前に取り寄せ、熟読し、わからないこと、不審に思う点があればどんどん尋ねるくらいの姿勢を持ちたいものです。

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